生理前や生理中になると、なぜか発作的に甘いものや高カロリーなものが食べたくなる。こんな経験をしたことはありませんか?ほとんどの女性は生理前になると、甘いものをはじめとして、普段はあまり口にしない食べ物が無性に食べたくなるようです。

生理前や生理中に食べたいものの代表といえば、甘いもの。ダイエット中にも関わらず、カロリーたっぷりなケーキやデザートを発作的に食べてしまい、あとで後悔してしまう女性も多いのでは。生理前になるとなぜ甘いものが欲しくなるのか?その原因や仕組み、そして対処法についてまとめてみました。

生理前になると食欲が俄然沸いて仕方がないという方もいますので、どうしたら食べ過ぎを防ぐことが出来るのか、そのあたりに関しても把握しておきたいものです。

この時期は女性ホルモンの分泌増により、精神的にもイライラすることが多く、そのストレスを食べることで紛らわすメカニズムもはたらきます。どうしたら生理前の危ない時期をうまく乗り越えることができるか、その方法について見ていきましょう!

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生理前になるとどんなものが食べたくなる?

生理前になるとどんなものが食べたくなる?

普段はカロリー制限をしていて、低カロリーメニューに徹しているのに、なぜか生理の前になると突然高カロリーなもの、甘いもの、スナック菓子を無性に食べたくなる。これは何も珍しいことではなく、程度に差こそあれほとんどの女性が一度は経験する生理前・生理中の症状です。何が食べたくなるかに関しては一人一人異なりますが、一般的な傾向として甘いものを挙げることができます。

20代・30代の女性の中にはダイエットを実践している方も多いはず。日ごろは努めて節制しているにも関わらず、生理前や生理中のこの時期だけ決まりを破ってしまい、あとで思い切り自己嫌悪に浸ってしまう、という話もよく耳にします。

生理前に食べたくなるものあれこれ

生理前に食べたくなるものあれこれ

生理前に甘いものが食べたくなる。多くの女性に共通する生理前の大きな悩みです。しかし生理前に食べたくなるものは甘いものだけではありません。生理前に何が食べたくなるかは人それぞれ。甘いものだけでなく、油ものや塩分の多いもの、スナック菓子や濃厚な味つけのものなど、食べたくなるものは一人一人違っています。

生理前に食べたくなるものの特徴

生理前に食べたくなるものの

食べたくなるものに違いはあるものの、これらにはある共通の特徴があります。それは普段食べているものよりもカロリーが高く、養分たっぷり、エネルギーに変換されやすいもの、ということです。

妊娠するかどうかは別として排卵が起こると、体は自然に着床・妊娠に適した状態に整えられていきます。そのため普段よりも栄養分の高いものを補給しようとして、甘いものやこってりとしたものが食べたくなるという仕組みになっています。

生理前に甘いものが食べたくなる理由とは?

生理前に甘いものが食べたくなる理由とは?

生理前に甘いものが食べたくなる理由はいくつかあります。また甘いものだけでなく、食欲も増しているせいで、普段よりもこってりした栄養満天の食べ物が欲しくなります。

しかし食べたいからといって、食べたいものだけをどんどん食べていると、体調はさらに悪くなり、感情の起伏はさらに激しくなります。生理前の危険な時期、食欲をうまくコントロールするには、どうして甘いものやカロリーの高いものが食べたくなるか、まずはその理由を把握しなければなりません。

黄体ホルモンの分泌量増加

黄体ホルモンの分泌量増加

排卵日以降の女性の体は妊娠に向けて準備を始めます。黄体ホルモンの分泌が増え、それに伴ない子宮内膜が柔らかくふかふかに整えられます。これは受精卵を子宮内膜に着床しやすくさせるためで、いつもよりも養分の多い血液が子宮内膜に運ばれます。

生理前に食欲が出るのはこのため、着床・妊娠にもっとも適した状態に向けて体全体が変容していきますので、いつもよりもカロリーの高く、養分の多い食べものが欲しくなるという仕組みです。

イライラ解消として

イライラ解消として

排卵日を境にホルモン分泌量が変化することにより、体や心にさまざまな変調があらわれます。身体的な変化としては、乳房の張りやおなかの張りなど、また精神的な変調としてはイライラしやすい、憂鬱な気分になる、怒りっぽくなるなどが挙げられます。

イライラや落ち込みといった不安定な状態を少しでも解消しようと、体は甘いものを求めます。甘いものや刺激物を食べることにより、快楽を司る脳内物質セロトニンの分泌を促すことが出来るからです。

生理前に甘いものを食べるときのコツ

ホルモンの分泌が関係しているだけに、生理前に甘いものが食べたくなるのを抑えることは無理。食べたくなるのはもはや仕方ないことと諦め、上手に乗り切るコツを掴むことが必要です。

食べたいときには我慢しない

食べたいときには我慢しない

生理前の食欲を自分の意思でコントロールすることはほぼ不可能。ホルモンバランスの変化により、体も心も自分の意思とは関係なく動きますので、食べたいという欲求に逆らうのはあまり意味がありません。

どうしても食べたいときには無理やり我慢せずに、甘いものを口にして、イライラを解消するようにしましょう。注意したいのはどんなものをどのように食べるか、甘いものを完全に避けて通るのではなく、太らない食べ方、体に悪影響を与えない食べ方を工夫しましょう。

甘い飲み物を飲む

甘い飲み物を飲む

いきなりケーキやデザートを食べるのではなく、ココアやなど紅茶などの甘い飲み物を飲むようにすると、甘いものを食べたいという欲求をうまく紛らわすことが出来ます。排卵日以降生理の始まりまでは血糖値が上下降することが多いので、甘いものを食べる際にも工夫をして、血糖値をなるべく一定に保つことが大切です。飲み物からはじめるようにすると、血糖値が急上昇することを防ぐことが出来ます。

またどうしても飲み物だけでは我慢できない場合でも、デザートだけを単独で食べるのではなく、飲み物も入れてきちんとしたティータイムのようなセッティングを行うようにすると、むだな食べ過ぎを防ぐことが期待できます。

洋菓子よりも和菓子を選ぶようにする

洋菓子よりも和菓子を選ぶようにする

カロリーの点からいうと、洋菓子よりも和菓子のほうがカロリーが低く安心です。和菓子に使われる食材の多くは、ヘルシーで血糖値が急上昇しにくいものが大半。生理前や生理中に食べても太る恐れがありませんので、食べ過ぎが心配な方は洋菓子よりも和菓子を選ぶようにしましょう。

カロリー控えめなものを選ぶ

カロリー控えめなものを選ぶ

排卵日以降の女性の体は、着床・妊娠に備えて栄養分を十分に補給しようとします。こってりした濃厚なものが食べたくなるのはそのため。しかしここで高カロリーのものを際限なく食べていると、体重増が懸念されます。

甘いものを食べながら体重は現状維持を望むのであれば、なるべく低カロリーのものを選ぶようにしましょう。同じケーキを食べるにしても、生クリームやバターをふんだんに使用したものよりは、シフォンケーキのように軽い仕上がりのもののほうが、カロリー的にはお勧めです。

ドライフルーツやナッツなどのヘルシーフード

ドライフルーツやナッツなどのヘルシーフード

スナック菓子やファーストフードメニューはカロリーが高く、その上油脂分やコレステロールを多く含んでいるので、生理前の女性にはあまりお勧めできません。

太る心配をせずに食べられるものの代表がドライフルーツやナッツなど。噛み応えがあり、腹持ちもいいのでダイエット中の女性にもお勧めです。ケーキにしてもドライフルーツやナッツ入りのものにすると、食べ応えがあり、少量でも我慢できます。

甘いものの食べ過ぎは禁物

甘いものの食べ過ぎは禁物

甘いものを食べたいのを我慢しているとイライラがさらにひどくなりますが、だからといって好きなだけ甘いものを食べていると、他の問題が生じてしまいます。生理前や生理中だけでなく、なんとなく気分が優れないときやストレスが溜まっているときに必ず甘いものが食べたくなるという方は要注意。砂糖依存症にかかっているのかもしれません。

砂糖依存症とは?

砂糖依存症とは?

 

砂糖依存症とは、砂糖に代表される糖分により、手っ取り早くセロトニンやドーパミンなどの脳内物質の分泌を促そうとする衝動を指します。ストレスや疲労を解消するにはセロトニンなどの脳内物質が必要ですが、食習慣が乱れているとこれらの神経伝達物質が不足してしまい、体はこれを手っ取り早く補おうと糖分を欲しがります。

生理前の女性はホルモンバランスの乱れにより、イライラや気分の落ち込みを経験しますので、体が白然に砂糖などの糖分を要求してしまいます。

砂糖依存症による弊害

手っ取り早く砂糖で砂糖依存症になってしまうと、どんなときでもとりあえず甘いものを食べなければ落ち着かなくなります。その結果。冷え性やうつ病、慢性的な疲労感や貧血、むくみなどの症状を引き起こしてしまいます。

砂糖依存症を治すには

砂糖依存症を治すには

砂糖依存症にかからないようにするには、栄養に偏りが出ないよう、必須栄養素すべてを盛り込んだバランスの取れた食事を取ることが重要です。甘いものを食べないとイライラするという方は、生理前はさらに砂糖への依存が進んでしまいます。生理前の期間だけでなく、日頃から砂糖への依存を減らすように努力しましょう。

生理前に甘いものを食べたくなるのは仕方ないことですが、出来るだけ砂糖に依存しないようにするには、日ごろから注意して、砂糖の摂取量を抑えなければなりません。砂糖の代わりに、はちみつや天然のオリゴ糖、甜菜などを利用すると依存症にならず、血糖値の急上昇も防ぐことが出来ます。

生理前でも安心して食べられるもの

とにかく何がなんでも甘いものが食べたい!生理前には自分でも驚くほど甘いものに惹かれます。我慢しようと思えば思うほど、食べたいという気持ちが膨らんでいきますので、注意していなければすぐに限度を超えた量を食べてしまいます。自分ではコントロールしがたい生理前・生理中の食欲、どうせ食べるのであれば、ヘルシーで脂肪分として蓄えられないデザートを選ぶように注意しましょう。

ヨーグルトや果物など

ヨーグルトや果物など

生理前のこの時期は便秘や下痢などの不調も起こりやすくなります。整腸作用のあるヨーグルトや果物を食べるようにすると、おなかの調子を整えることが出来ます。ヨーグルトならカロリー的にも合格、また血糖値も上がりにくく、カロリーが気になる方やダイエット中の女性にも最適です。

寒天やゼリーなど

寒天やゼリーなど

寒天やゼリー自体はカロリーがほとんどありませんので、その点では安心して食べられます。ただし食べ応えという点では少し不満があるかもしれません。食べ応えあるデザートにするには、フルーツを加えたり、チョコレートソースやヨーグルトソースを合わせるなど、それなりの工夫が必要です。

豆乳デザート

豆乳デザート

大豆イソフラボンを含む豆乳は女性の強い味方。生理前のホルモンバランスの崩れた時期にも大活躍します。豆乳を使ったデザートならカロリー控えめで安心。アイス、プリンやムース、寒天、ババロアなどアレンジ次第で、いろいろな味を楽しめるので飽きません。

おからを使ったヘルシーデザート

おからを使ってクッキーやケーキを作るとカロリーを低く抑えることが出来ます。おからはカルシウムやカリウム、食物繊維などを含む理想的な食材。また便秘解消だけでなく、高コレステロールの改善や美肌効果もありますので、生理前の肌荒れの改善にも役立ちます。

甘いものをほどほどに食べるコツ

甘いものをほどほどに食べるコツ

生理前に突如沸いてくる食欲、とにかく食べたくて食べたくて、いても立っても立ってもいられない。こんな衝動に駆られたときのポイントは、いきなり食べ始めないこと。飲み物を入れ、ゆっくり座って食べるようにしましょう。パソコンやテレビを見ながら食べるといった「ながら食べ」も絶対にやめましょう。

何を食べるにしても袋や容器からそのまま直に食べることは控え、小さな器やお皿に盛り変えて食べるようにします。たったこれだけの工夫ですが、このようにすると自分がこれから食べようとしている量を目で確認できますので、気がついたら食べ過ぎていた、という事態を防ぐことができます。

まとめ

生理前になぜ甘いものが欲しくなるか?その原因や対処法について詳しくまとめてみました。普段だったら絶対に手を出さないはずの高カロリー食、いけないとはわかっているのについつい食べ過ぎてしまい、生理が終わったら体重が増えていた、、という残念な結果にならないようにするには、甘いものを食べたいという欲求をうまく満たしてやりながら、尚且つ体に負担をかけないよう、食べるものや食べ方に注意する必要があります。

生理前のイライラや気持ち悪さもあり、ストレスを甘いもので一気に解消しようという気持ちは分かりますが、その誘惑に身を任せてしまうと、あとで後悔することになります。生理前になぜ甘いものが食べたくなるか、その原因やメカニズムをよく理解し、生理前の不快な時期をうまく乗り越えるようにしましょう。

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