生理前のだるさについて知っておきたいこと

生理前になると必ず身体がだるくなるということはありませんか?薬を飲むほどではないけれど、身体がだるいと気分も下がってしまいますよね。身体のだるさの出方は人それぞれですが、時には仕事が手につかないほどだるさを強く感じることもあります。

どうにかしたいと思う方も多い生理前の体のだるさは、原因と対策方法を知ることで乗り越えていきましょう。生理前のだるさは何が原因なのか、そしてどんな対策方法が有効なのか、詳しくご紹介していきたいと思います。

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生理前のだるさの症状

生理前のだるさの症状

生理前になると身体にだるさを感じる方が多いですが、そもそもだるさはどのような身体の状態のことを言うのでしょうか。

身体が重く感じたり、熱っぽさを感じたり、倦怠感が強く出たり、何かに集中できなくなったり、気持ちが落ち込んだり、眠気を強く感じるなど、人それぞれだるさの感じ方は違いがあります。

しかし、身体や気持ちに不調を感じていることは確かです。では、生理前のだるさは何故引き起こされてしまうのでしょうか。

生理前に起きるだるさの原因

生理前に起きるだるさの原因

生理前になると必ずと言っていいほどだるさを感じるのは、ある原因が関係しているからです。生理前のだるさの原因のひとつとして、女性ホルモンの働きが考えられるでしょう。

女性ホルモンは卵子を排卵させ、受精卵を育てるという役割や、生理を起こして子宮内部をリセットする役割などがあります。

生理前になると、子宮内部の組織を排出するためのリセット作業が進むため、身体の血流が滞りやすくなりだるさを感じやすくさせるのです。

実際に、女性ホルモンの働きにより新陳代謝が落ちるため、疲労を身体に感じやすくなります。この症状が毎月繰り返されるようになると、「月経症候群(PMS)」のひとつとして考えられるようになります。

月経前症候群(PMS)でだるい

月経前症候群(PMS)でだるい

生理前のだるさは、月経前症候群のひとつとして発生することがあります。月経前症候群とは、生理前に身体にいろんな不調が現れることを良い、生理が始まると消失するのが特徴です。

女性ホルモンの影響やストレスなどが強くかかると、月経前症候群が出やすく、だるさもそのひとつとして考えられています。

月経前症候群は、だるさの他にも倦怠感が出たり、イライラしたり、落ち込んでしまったり、あちこちに痛みが出たりします。ひとそれぞれどのような症状が出るのかは違いがありますが、多くの女性を悩ましている症状だと言えるでしょう。

血流の偏りでだるい

血流の偏りでだるい

生理前のだるさの原因として、もうひとつご紹介しておきたいのが血流の偏りです。生理前になると、たくさんの経血を一気に排出しようとする作用が強まるため、身体の血液が子宮周辺に集中しやすい状況になります。そのため、他の部位の血流が鈍くなり、身体の動きも鈍くなってしまうのです。

ベッドから起き上がるのも、ご飯を食べるのも、仕事や家事をするのも、筋肉を刺激して身体を動かさなければなりません。

しかし、血流が滞ることで筋肉へ十分な栄養と酸素が行きわたらなくなるため、思うように動けなくなってしまうのです。いつもはスイスイ動けていたことができなくなることから、身体が重いと感じたり、動くのが億劫に感じたりしてしまうのはこのためです。

食欲の増加でだるい

食欲の増加でだるい

生理前に身体がだるくなるのは、食欲が増加しているからかもしれません。身体が重いと感じるのは、実際に身体が重くなっているからとも言えるのです。

排卵後から生理前にかけては、女性ホルモンの影響により栄養や水分を身体に吸収し留めようとする作用が強まるため、実際に体重が増えやすくなります。

足りない栄養を補おうとするため食欲が増加し、食べすぎることが多くなってしまいます。また、いつもより多めの食事を食べることで、胃腸などの臓器に負担もかかりやすくなるでしょう。身体のだるさは、身体の重さから来ていると考え、食べすぎないように注意することが大切です。

ストレスの蓄積でだるい

ストレスの蓄積

生理前の身体のだるさは、ストレスからも引き起こされます。生理前になると、さまざまな不具合が身体に生じますが、それらがストレスになり身体にだるさを感じやすくなってしまうのです。

また、それに加えて新しい仕事を任されたり、引っ越しをしたり、交友関係や恋人関係に問題が生じると、ますますストレスが蓄積されてしまいます。ストレスの蓄積は、ホルモンバランスも乱してしまうため、定期的に発散させるようにしましょう。

貧血の影響でだるい

貧血でだるい

今は女性の4人に1人が貧血と言われていますが、貧血の基準ではなくても生理の時には貧血状態に陥ってしまうようなギリギリのラインにいる方も多いです。毎月の生理で血液が失われるのに加えて、生理前は子宮周りに血液が集まるため、特に生理前は鉄欠乏性貧血となりやすいのです。

そして少ない赤血球を全身に回そうとするため、心臓に負担をかけてだるさが出てきてしまうのです。貧血が原因のだるさを予防するには、やはり食事から鉄分を補給する必要があります。

鉄分に加えて鉄の体内吸収率をアップさせるたんぱく質やビタミンB群も、効率的な鉄分摂取には欠かせません。時間のない方は鉄やマルチミネラル・ビタミンのサプリを服用するようにしてください。

むくみの影響でだるい

むくみの影響でだるい

生理前は、いつもなら排出するはずの水分や老廃物も一緒に溜め込んでしまいます。特に冷える場所にいたり同じ姿勢を長時間とり続けていると、足元から心臓に戻るはずの水分が溜まったままになり、足のむくみへとつながります。

生理前、特に足がだるいという方はこの足のむくみが主な原因です。生理が始まればむくみも取れますが、なるべく早く足のだるさを取るには、利尿作用のあるカリウムを多く含んだ食材を食べる事や塩分の多い食事を避ける・運動するなどの方法がおススメです。

むくみを放置すると足の静脈が逆流して瘤のようになる下肢静脈瘤になってしまう可能性がありますので、足のリンパマッサージなどで余計な水分を上半身へ戻していきましょう。

生理前のだるさの対策方法

生理前のだるさの対策方法

生理前になると現れる身体のだるさは、どのようにして対策していけばよいのでしょうか。だるさの原因は、女性ホルモンの影響を強く受けている部分が大きいため、まずはホルモンのバランスを調整することが大切になります。

そのうえで、気持ちの面からだるさにアプローチする方法と、身体に直接アプローチする方法について詳しくご紹介していきましょう。

ホルモンバランスの調整

ホルモンバランスの調整

生理前になると現れる身体のだるさは、女性ホルモンのバランスを調整することで緩和させることができます。ホルモンの分泌は、日々の生活やストレスの影響を強く受けて反映されていますから、まずは普段の生活から見直していきましょう。上記のグラフが崩れない様に心がけることが大切です。

偏食しがちで、睡眠も短い生活を送っている方は、ホルモンバランスを崩しやすくなります。仕事や家事、育児に追われているとつい自分の生活や身体のことをおろそかにしてしまいがちですが、最低限のケアはしておくべきです。

例えば、どんなに忙しくてもしっかりと湯船につかるようにするだけでもホルモンバランスは整えられてきます。身体を温めることで血流が改善され、自律神経の働きも整えられてホルモンバランスも安定しやすくなります。また、湯船にしっかり浸かることで、さまざまな不調でだるさが強く出ている身体を回復させる働きもあるのでオススメです。

食事の見直し 野菜スープをプラス

野菜スープをプラス

ホルモンバランスを整えるために、食事も見直していきましょう。コンビニや外食ばかりでは栄養も偏ってしまいますが、全てを手作りするのも大変です。そんな時は、温かい野菜スープを1品追加するようにしましょう。大量に作り置きしておけば、その都度レンジで温めて飲むことができます。

野菜をたっぷり食べることで、内臓の働きも活発になりますし、身体を温める効果もあるので血行促進も期待できます。ただ、シチューなど洋食系のコッテリとしたスープばかりを食べすぎると、血液がドロドロになってしまう可能性もあるので、サッパリとした水分の多いスープを心掛けるようにしてください。

気持ちからだるさを改善

気持ちからだるさを改善

生理前になると現れる身体のだるさは、気持ちをリフレッシュさせることで緩和させることもできます。

例えば、ペパーミントの香りを嗅ぐと、気分がスッキリしてきます。また、レモングラスなどのアロマオイルも、同様の効果を得ることができるでしょう。香りのよいハーブティーを飲むのもオススメです。

身体がだるくて気分が落ち込んでしまいがちなときは、手軽な香りで気持ちの面からリフレッシュし、立て直していきましょう。

身体からだるさを改善(運動)

身体からだるさを改善

生理前になると、身体にだるさが出て動くのも億劫になってしまいます。しかし、そのままダラダラした状態を続けていると血流が滞り、ますます身体のだるさが強くなってしまいますので、適度に運動するようにしましょう。

その場で両手を上げて上半身を大きく伸ばしたり、アキレス腱をちょっと伸ばしたりするだけでも充分です。ストレッチをすると、伸ばした部分の筋肉が刺激され、血流が改善されるのでこまめに取り入れるようにしましょう。

また、ヨガのレッスンを取り入れたり、スポーツジムで汗を流したりするのもオススメです。あらかじめ、生理前にレッスンの予約を申し込んでおけば、身体にだるさが生じる前に対処することができるでしょう。

ひどい場合は病院へ

ひどい場合は病院へ

生理前になると、身体のだるさは誰にでも出てくるものです。しかし、仕事が手につかないほどだるさが強く、起き上がるのも困難で日常生活に支障をきたすようなら、病院で診てもらうようにしましょう。

ホルモンバランスが大きく乱れていたり、別の病気が関係していたりする可能性があるからです。適切な診察を受けることで、どんな原因がだるさを引き起こしているのか、知るだけでも気持ちが安定してきます。

誰でも起こるからと我慢するのではなく、ちょっとでもだるさに不安を感じたら、病院に行くようにしてください。

生理がなかなか来ない場合

理想的な基礎体温

高温期が続くパターン

身体にだるさが出てくると、そろそろ生理かな?と思い始めるものです。しかし、予定していた生理日を過ぎてもなかなか来ない場合、妊娠を疑うべきかもしれません。なぜなら、妊娠の初期症状として身体のだるさがあるからです。

妊娠すると身体を安静にさせようとするため、だるさを感じやすくさせて動きを最小限に抑えようとするため、生理前のだるさと勘違いしてしまうことがあるのです。

身体にほてりを感じたり、基礎体温がなかなか下がらなかったりする場合は、妊娠の可能性が高いと言えるでしょう。

妊娠しているかも?妊娠検査薬を試してみて

妊娠しているかも?妊娠検査薬を試してみて

生理前になると身体のだるさが生じますが、予定していた生理日を過ぎても来ない場合は、妊娠している可能性があります。妊娠検査薬は、予定していた生理日の7日以降から反応し始めますので、試してみてください。

陽性反応が出たら、産婦人科に行きエコーで心拍確認ができれば正式に妊娠していると決定づけられます。

だるさの不調が風邪かもしれないと、つい薬を服用してしまいがちですが、生理前の時期なら念のため妊娠を考えておくようにしてください。

まとめ

生理前のだるさについて、さまざまな情報を詳しくご紹介しました。だるさの原因はさまざまですが、ひとつひとつ対処していくことで緩和させていくことができます。

誰でも生理前はだるさが出るからと我慢せず、きちんと向き合い生理前のだるさを吹き飛ばしていきましょう!

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