生理前になると、身体のあちこちに不調が現れ始めてきます。人によってどこにどんな症状が出るのかは違いがありますが、厄介なのが「かゆみ」の症状です。

生理前になると身体のあちこちにかゆみが生じ、不快に感じるためどうにかしたいと考えていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。

ひとくちにかゆみと言っても、かゆみの出る場所によって原因は異なりますので、ひとつひとつご紹介し対策方法をお伝えしていく必要があるでしょう。さまざまな情報を知ることで、生理前のかゆみを根本から解決していきましょう!

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生理前にかゆみが出る場所

生理前になると、身体のあちこちにかゆみが生じることがあります。人によって現れる場所は違いがありますが、大まかに分類すると、性器周辺と身体のかゆみに分けられるでしょう。

まずは、人に相談しにくい性器周辺のかゆみからご紹介していきたいと思います。

性器周辺のかゆみについて

性器周辺のかゆみについて

生理前になると、性器周辺にかゆみを感じる方は実はたくさんいらっしゃいます。しかし、性器周辺のかゆみは人に相談しにくく、病院に行くのも躊躇することが多いため、場合によっては症状が悪化してしまうこともあります。

生理前になると性器周辺のかゆみが生じるのは、おりものの分泌量が関係しています。生理前はおりものが活発に分泌されるため、下着についたままのおりものにかぶれかゆみが生じやすくなるのです。

生理前のおりものについて

生理前のおりものについて

生理前になると、おりものの分泌量が増えるため、性器周辺にかゆみが生じやすくなります。生理前のおりものは、やや粘度が高く微量の出血が混じることもあるでしょう。

下着におりものが付着したままの状態になると、乾燥したおりものによって性器周辺が傷つけられることがあります。また、おりものに雑菌が繁殖し感染症を引き起こしてかゆみを生じさせることもあるでしょう。

生理前はおりものの分泌量が増える時期ですから、おりものシートなどを利用し、こまめに取り換えて清潔な状態を心掛けるようにしてください。

カンジダ膣炎について

カンジダ膣炎について

生理前になると、性器周辺にかゆみが出始めおりものにも変化が現れてきたら注意が必要です。なぜなら、カンジダ膣炎を発症している恐れがあるからです。

カンジダ膣炎とは、皮膚に常在しているカビ菌が増殖し、かゆみやただれなどの症状を引き起こしてしまう病気のことです。

通常は悪さをしませんが、生理前になるとおりものの量が増え、免疫力が下がるので、カンジダ菌が増殖しやすくなります。

カッテージチーズ上のおりものが出たり、酸っぱいニオイが強まったりしたら、カンジダ膣炎である可能性は高くなるでしょう。

カンジダ菌が増殖しやすい条件

カンジダ菌が増殖しやすい条件

生理前になると、おりものの量が増え免疫力も下がりやすくなるため、カンジダ菌が増殖しやすくなります。おりものの量が増える時期は、排卵前後にもありますが、その時にカンジダ菌が増殖しないのは何故なのでしょうか。

それは、おりものの状態に関係があります。排卵前後のおりものは、受精をサポートするためにアルカリ性となっています。しかし、生理前のおりものは酸性に傾いているため、カンジダ菌が増殖しやすい条件となるのです。

カンジダ菌は酸性の場所を好み増殖することから、生理前になると性器周辺にかゆみが伴いやすくなるのです。また、抗生物質を飲んでいるときも免疫力が下がりやすくなるため、カンジダ菌が増殖しやすくなります。

カンジダ菌は早めに治療を

カンジダ菌は早めに治療を

生理前に性器周辺が痒くなった時は、早めに治療を受けるようにしましょう。もし治療をせずに放置し、症状が悪化すると、別の病気を引き寄せてしまう可能性があるからです。

カンジダ菌によってかゆみが生じ、掻きむしって皮膚が傷つけばそこに新たな雑菌が増殖することがあります。

最悪の場合、エイズウイルスに感染する恐れもあるため、たかがカンジダ菌だと軽視せずきちんと治療を受けるようにしましょう。また、カンジダ菌を放置し悪化すると不妊に繋がる恐れもあります。

将来赤ちゃんを望むなら、カンジダ菌が増殖しないように日々の生活を整え、症状が出たらすぐに治療するようにしましょう。

その他の感染症によるかゆみ

その他の感染症によるかゆみ

生理前のかゆみの原因はカンジダだけではなく、ヘルペスやクラミジア・トリコモナス等の感染症も強いかゆみを伴います。

通常は症状が現れなくとも、ホルモンバランスが崩れる生理前は免疫力が落ちて発生しやすくなるので、急に我慢できないほどの強いかゆみが出た時は、市販薬でなく病院で薬を処方してもらいましょう。

市販薬で症状が落ち着いたとしても根本的に解決したわけではないので、次の生理前になれば再び同じ症状に悩まされることになります。病院で何がかゆみの原因を特定し、感染症の原因である菌やウイルスを治すのが、生理前のかゆみを止める一番の早道と言えるでしょう。

性器周辺の痒み対策について

性器周辺の痒み対策について

生理前に性器周辺にかゆみが出やすい方は、どのように対策すればよいのでしょうか。まず、おりものの量が増える時期なので、おりものシートをこまめに交換しておりものに性器が触れる時間を短くしましょう。

また、性器周辺のムダ毛を処理することで雑菌の増殖を防ぐこともできます。長いムダ毛をはさみでカットすることで、性器周辺の湿度が緩和されますし、ムダ毛の刺激でかゆみを感じることもなくなります。

ただ、ムダ毛が無い方が良いからといって、カミソリで剃ると皮膚を傷つけて余計にかゆみを引き寄せてしまうことがあります。キレイに処理したい場合は、脱毛サロンなどできちんとケアしてもらうようにしましょう。

生理前におきる皮膚のかゆみ

生理前におきる皮膚のかゆみ

生理前にかゆみが起きるのは、性器周辺だけではありません。頭皮や顔、背中やお腹などにかゆみを感じる方もたくさんいらっしゃいます。

これは、生理前に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用が関係しています。黄体ホルモン(プロゲステロン)は、受精をサポートしたり着床を安定させたりと子宮周辺の状況を最優先にしようとする働きがあります。そのため、その他の組織に影響が出てしまうことがあるのです。

皮膚が乾燥しやすくなることから皮脂分泌が活発にされたり、血流が滞って新陳代謝が落ちてしまったり、少しの刺激でも肌が敏感になったりします。そのため、生理前になると皮膚のあちこちにかゆみが生じやすくなるのです。

肌荒れしやすい時期でもありますので、新しい化粧品やカラーリングは避け、できるだけ皮膚を刺激しないようにしましょう。

皮膚のかゆみ対策について

皮膚のかゆみ対策について

生理前になると、頭皮や背中などにかゆみが生じるという方は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響を受けていると考えられます。ホルモンバランスに乱れが生じると、かゆみが強くなったりすることもあるでしょう。

生理前には、かゆみ以外にも眩暈や吐き気、だるさ、腹痛などさまざまな症状が現れますが、これらの症状が悪化するようなら、ホルモンバランスを整える必要があります。

低用量ピルなら、ホルモンバランスを整えてくれますし、生理前の症状だけでなく生理中の症状も緩和させてくれるため、早めに病院で診てもらい、処方してもらうようにしましょう。

スキンケアを丁寧にしよう

スキンケアを丁寧にしよう

生理前になると、頭皮や背中など皮膚にかゆみが生じるという方は、スキンケアを丁寧に行うようにしてください。

保湿を十分に行い、クリームなどでしっかりカバーすることで、余計な皮脂の分泌はなくなりますし、刺激から皮膚を守ることができます。

生理前だからといって特別なことをする必要はありませんが、いつもより丁寧なスキンケアをして乗り越えることで、かゆみを和らげたり、未然に防いだりすることができるでしょう。

まとめ

生理前のかゆみについて幅広くご紹介しました。かゆみが現れる場所によって原因は異なりますし、やるべき対策も変わってきます。

症状がひどい場合は、必ず病院を受診するようにしてください。ひとつひとつの症状にきちんと向き合い、対策することで生理前のかゆみから解き放たれていってくださいね!

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