妊娠超初期の高温期が続くおりものについて知っておきたいこと 

おりものの状態は、時期によって変化していきます。白っぽい時もあれば、透明でさらさらしている時もあるでしょう。おりものをよく観察することで、今身体がどのような状態であるかを把握することができます。

特に、妊娠を望む方にとっては高温期のおりものの状態は気になるのではないでしょうか。そこで、妊娠超初期の高温期のおりものの特徴を中心に、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。

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通常のおりものの変化について

おりものの状態は、時期によって変化していきます。時期によっておりものが変化するのは、ホルモンの影響を受けているからです。

ホルモンは体温にも影響しており、女性の身体は高温期と低温期に分けられています。排卵や生理をきっかけに高温期と低温期は入れ替わり、交互に繰り返していき生理周期として巡っていきます。

低温期のおりものについて

低温期のおりものについて

低温期には、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが分泌されており、生理後~排卵期まで続きます。この時期のおりものは、生理直後の状態は少し茶色っぽい状態でニオイも強めです。

生理後から数日が経過すると、おりものの状態は透明に変化し、排卵期が近づいてくるとおりものの分泌量は増えてきます。排卵期直前のおりものは、卵の白身のような状態で、指で触り引っ張ると10cmほど伸びる粘度があります。

高温期のおりものについて

高温期のおりものについて

高温期には、黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンが分泌されており、排卵期~生理前まで続きます。この時期のおりものは、排卵期直後は分泌量がまだ多く、おりものの状態も無色透明です。

排卵期から数日が経過すると、おりものの粘度は徐々に治まり、分泌量も減少していきます。生理直前には、再びおりものの量が増え、ニオイも強まり白く濁ったような状態になるでしょう。

高温期と生理、妊娠の関係

妊娠の可能性基礎体温

高温期が続いた後は、体温が急激に下がり、女性ホルモンの分泌量も減り、生理が始まるのが通常です。しかしこれは、妊娠しなかった場合のケースです。

もし妊娠していたとしたら、体温は高温期をキープしたままの状態で、生理が起きることもないでしょう。生理予定日を過ぎているのに、まだ生理が来る気配がないという方は、妊娠の可能性を考えてみるべきかも知れません。

妊娠超初期のおりものの種類や可能性

高温期のおりものは妊娠超初期症状かも

生理予定日を過ぎても生理が来ず、高温期がずっと続いている状態なら妊娠している可能性が高くなっていると言えます。おりものの状態も変化してくることが多いでしょう。

人によっておりものの状態がどのように変化するのかには違いがありますが、さまざまなパターンをご紹介していきたいと思います。

着床時のおりものは?ピンク色のおりもの

生理予定日にピンク色のおりもの

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、生理前ににピンク色のおりものが確認されることがあります。生理が始まったと勘違いする方もいらっしゃいますが、実はこれは妊娠のサインでもあるのです。

ピンク色のおりものが出るのは、着床出血によるもので受精卵が子宮内膜に無事に着床したということになります。

受精卵が子宮内膜に着床する時、絨毛が子宮内膜の組織を傷つけて微量の出血を起こすことがありますが、それがピンク色のおりものとして出てきます。

着床出血は、全ての人に起きる現象ではありませんが、生理予定日近辺にピンク色のおりものが出て、高温期が続いているようなら妊娠の可能性は極めて高いと言えるでしょう。

着床時のおりものは?茶色いおりものも

生理予定日に茶色いおりもの

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、生理予定日近辺に茶色いおりものが確認されることがあります。実は、これも着床出血のひとつと言われています。

受精卵が着床する時に出血した血液は、時間が経過すると酸化して茶色く変色することがあります。それが、おりものに混じるため、茶色いおりものとして確認されるのです。

着床出血の場合1日~3日ほどで治まりますので、高温期が継続されている状態なら、妊娠の可能性があると言えるでしょう。

高温期の黄色いおりものは?

高温期の黄色いおりもの

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、黄色いおりものが出てくることがあります。これは、感染症にかかりかけている可能性があるでしょう。

妊娠すると、免疫力が下がりはじめるため、さまざまな雑菌が女性器周辺で繁殖しやすくなります。おりものには自浄作用があるため、それらの雑菌を処理することができますが、それが黄色いおりものとして出てくるのです。

もし、黄色いおりものが出て女性器にかゆみやただれが出ている場合は、早めに治療してもらうようにしましょう。

おりものの量が増えるケースは

おりものの量が増えるケースは

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、妊娠の可能性がある場合、おりものの量が増えることがあります。妊娠すると身体の防衛反応が強まるため、雑菌の繁殖をより確実に抑えようと、おりものの分泌量が増えてきます。

排卵期から生理前までの期間は、おりものの量がいったん減少しますが、排卵日を過ぎてもおりものの量が多い状態が続くようなら、妊娠している可能性が高くなっていると考えられるでしょう。

おりものの量が減る場合もあります。

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、妊娠の可能性がある場合、おりものの量が減ることもあります。

生理前になると毎回おりものの量が増えていたのに、今回はおりものの増加が見られず、いつもより減っていることから、妊娠の可能性に気づくケースがあるようです。

白っぽく粘り気のあるおりものが続く

妊娠超初期の高温期が続いている状況で、妊娠の可能性がある場合、白っぽく粘り気のあるおりものが続くようになります。指で触れると、糸を引くほど粘り気が強い場合もあるでしょう。

粘り気のあるおりものは、下着に付着すると黄色くなったり雑菌が繁殖しやすくなったりするので、おりものシートでこまめに取り換えて清潔な状態にしておきましょう。

水っぽくサラサラしたおりものが続く

高温期が続いている状況で、妊娠の可能性がある場合、水っぽくサラサラしたおりものが続くことがあります。分泌量は比較的多めで、下着を濡らしてしまうこともあるでしょう。色は、無色透明の場合もあれば、白っぽいこともあります。

いつもとは違うおりものの状態

いつもとは違うおりものの状態

生理予定日を過ぎても高温期が続き、おりものの状態がいつもと違うように感じたら、妊娠している可能性があります。おりものの変化は人によって違いがありますが、「いつもとは違うおりものが出た」ということが大きなポイントになります。

いつもより、おりものの量が少ない多い、ニオイが強い、水っぽいなど少しの変化で気づくことが多いので、日頃からおりものの状態を良く観察し把握しておくようにしましょう。

ニオイが気になるおりもの

高温期のニオイが気になるおりもの

妊娠超初期の高温期が続いているときに出てきたおりものが、臭いと感じることがあります。雑菌が繁殖すると、おりもののニオイが強まることがありますが、妊娠すると嗅覚が敏感になるため、いつもと変わらないおりもののニオイにも反応してしまうこともあります。

気になる場合は、おりものシートを活用し、こまめに取り換えることでニオイの元から解決していけるようにしましょう。

酸っぱい匂いがする場合は

酸っぱい匂いがする場合は

妊娠超初期のおりものは、量だけでなく匂いも変化することがあります。おりものは酸性のため普段でもすっぱいような匂いがしますが、妊娠するとその匂いが強くなりがちです。

生理前はエストロゲンの分泌が少ないですが、妊娠すると妊娠状態を維持するためにプロゲステロンとともにエストロゲン分泌も急増します。エストロゲンが増えるとデーデルライン桿菌のえさとなるグリコーゲンが膣内の表皮に蓄積され、デーデルライン桿菌の動きが活発になり、その結果すっぱい匂いも強くなるのです。

いつもより強い匂いですから病気では?と不安になってしまいますが、膣内が正常に機能しているということですからあまり心配しすぎないようにしてください。

まとめ

妊娠超初期の高温期のおりものについてさまざまな情報を幅広くご紹介しました。普段からトイレットペーパーや下着についたおりものの状態をチェックしておくことで、妊娠した場合のおりものの変化にいち早く気づくことができるようになります。

生理予定日を過ぎているのに生理が来ず、高温期が続いていて、おりものにいつもと違う変化を感じたら、妊娠の可能性を考えてみましょう。また症状が気になる場合は医師に相談し、指示を受けるようにしましょう。

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