ナプキンについて知っておきたいこと(生理用)

生理になると、途端に多くの女性たちは憂鬱な気分になります。なぜなら、不快感が続く日々が始まるからです。生理中は、生理痛やナプキンの不快感、漏れの心配など気にする事がたくさん出てきます。毎月のように訪れることだからこそ、面倒だと感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、実は生理中の憂鬱な気分はナプキンを見直すことで変わっていく可能性があります。何気なく使っているナプキンにもう一度注目してみることで、生理を根本から見直していきましょう。

そのためにも、ナプキンに関するさまざまな情報を幅広くご紹介していきたいと思います。

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ナプキンとは?

ナプキンとは

ナプキンとは、生理中に膣から排出される経血を膣外で吸収するための生理用品です。ナプキンが初めて世の中に流通し始めたのは、昭和36年頃だと言われています。

使い捨てのナプキンという画期的なアイテムでしたが、数が少なく非常に高価であったことから、庶民にはなかなか広がりませんでした。

しかし、何度も改良が重ねられ、高分子吸水体が供えられたナプキンが開発されると、途端に大量生産が加速し、多くの人たちに浸透していきます。

高分子吸水体のナプキンは、昭和53年に開発され市場に出回り始めましたが、現在使われているナプキンの歴史としては、まだ40年~50年ほどとなっています。

ナプキンがない時代はどうしてた?

ナプキンがない時代

現在のナプキンが一般市民に浸透したのは、昭和53年のころからです。では、使い捨てのナプキンが開発される前はどのように経血を処理していたのでしょうか。

現在のナプキンに使い形状としては、吸水性の高い綿や麻、使い古したボロ布でしのいでいたとされています。和紙を丸めてタンポンのように使用したり、和紙を折りたたんで紙ナプキンのように使い捨てたりすることもされていました。

ただ、現代と昔の人を比べると経血量には差があったと言われており、ナプキンの必要性は低かったと言われています。昔の人は足腰も強く運動量も多かったため、骨盤底筋などのインナーマッスルが機能されていました。そのため、経血量をコントロールすることができ、トイレを使用したときに尿や便と一緒に排出していたと考えられているのです。

現代は、便利な家電製品に囲まれ、車や電車でどこまでも行くことができるようになっています。そのことから、経血をコントロールする骨盤底筋の機能が弱り、ナプキンなしでは外出できないようになったということです。

ナプキンの正しい使い方について

ナプキンの正しい使い方について

ナプキンの歴史についてご紹介しましたが、ナプキンの正しい使い方についてもう一度改めて見直してみましょう。まず、ナプキンを使用する時はナプキンを包んでいる紙を外し、ナプキンを取り出し、ナプキンの接着面を下着に貼り付けます。

羽がついている場合は羽を広げた状態にし、接着したら羽を折りたたむようにして下着に固定します。生理用のサニタリーショーツなら、二重構造となっているので羽根つきでも外から見えることはありません。

また、生理用のサニタリーショーツには、万が一漏れたときにも安心な防水加工がおこなわれていますし、ナプキンを固定しやすいので併用すると良いでしょう。

ナプキンの交換時間について

ナプキンの交換時間について

ナプキンを使用したら、こまめに交換することが大切です。交換時間の目安としては、2時間~3時間以内にしておくと良いでしょう。それ以上ナプキンを使用し続けてしまうと、雑菌が繁殖してニオイの原因となったりかぶれの原因となったりします。

経血量が多い日は、トイレに行くたびにナプキンを交換しておくと漏れの心配が無くなるでしょう。

経血量が少ない日は、汚れている面積も少ないためつい長時間ナプキンをつけっぱなしにしてしまいますが、おりものなどが付着していることもあるため、汚れていなくても2時間~3時間以内に交換するようにしましょう。

ナプキンの捨て方について

ナプキンの捨て方について

ナプキンを使用した方なら、大丈夫だとは思いますが念のため捨て方についてもご紹介しておきます。使い捨てのナプキンは水に溶けないため、必ずエチケットボックスに捨てるようにしましょう。

汚れたナプキンを下着から外し、経血の内側を織り込むように丸めていきます。新しいナプキンを包んでいた紙やトイレットペーパーで包んでからエチケットボックスに入れるとスマートです。

ナプキンを外したまま捨ててしまうと、ニオイも気になりやすいですし、次に捨てるときに汚れたナプキンが見えてしまいます。女性のマナーとして、きちんと処理することが大切です。

ナプキンの種類について

ナプキンの種類について

ナプキンには実に多くの種類があります。

経血の量が多い日に使用するタイプのナプキン、軽い日用のナプキン、夜用のナプキン、長時間吸収に優れたナプキン、おりものに対応しているナプキン、綿素材を多く含んだナプキン、かぶれにくさを重視したナプキン、そして綿や竹など天然素材を100%で作られた布ナプキンです。

ナプキンの種類

 

このようにたくさんナプキンの種類があるのは、ナプキンによる不快感や使用感を追求した結果だと言えます。それぞれ生理に関する悩みは異なるため、それを解決できるように特化したナプキンが求められているのです。ナプキンを使用することでどんな悩みが生じるのか、詳しく見ていきましょう。

ナプキンの悩みといえば蒸れ

ナプキンの悩みといえば蒸れ

ナプキンを使用する時に、多くの女性を悩ますのが「蒸れ」の問題です。経血を含むとナプキンは湿った状態になるため、デリケートゾーンが湿りやすく蒸れが発生しやすくなります。

ナプキンをこまめに取り換えることで蒸れを解消することができますが、ナプキンのメーカーによって蒸れにくさは異なります。

高分子吸水体の性能により、経血がナプキンに触れたときの吸水スピードは異なりますので、さまざまなメーカーのナプキンを使用し、蒸れにくいタイプを選んでみると良いでしょう。

しつこいかぶれについて

しつこいかぶれについて

ナプキンを使用する時の悩みとして、次に多いのが「かぶれ」の問題です。かぶれが起きる現認はさまざまですが、ナプキンで蒸れたことにより雑菌が繁殖してデリケートゾーンがかぶれてしまうことがあります。

こまめにナプキンを取り換えたり、シャワーやビデで洗い流したりして良く乾燥することで対処することができるでしょう。

素材に反応してかぶれる

素材に反応してかぶれる

また、別の原因としてナプキンの素材に反応しているということもあります。使い捨てのナプキンは、石油系素材でできているため、デリケートゾーンが触れることでかぶれてしまうことがあるからです。

デリケートゾーンに触れる部分だけ、コットン素材を使用している使い捨ての紙ナプキンもありますし、経血を吸収してもサラッとした質感をキープする紙ナプキンもありますので、試してみると良いでしょう。

それでもかぶれがひどい場合は、布ナプキンを試してみてください。布ナプキンは、綿や竹など天然素材100%でできているので、デリケートゾーンにかぶれやかゆみが生じにくいと言われています。

最近は、さまざまなデザインのものが出ていますし薄型のものも開発されているので、試してみる価値はあるでしょう。

生理痛の問題について

生理痛の問題について

生理中に悩みやすい問題として、「生理痛」がありますが、実は生理痛はナプキンにより引き起こされている部分があることをご存知でしょうか。

ナプキンは石油系素材でできており、高分子吸水体により経血が吸収されるため、デリケートゾーンの熱を必要以上に奪い、冷えさせてしまうことがあると言われています。

デリケートゾーンに冷えが生じると、子宮周辺の血流は滞り経血が上手く排出されにくくなってしまいます。経血は、プロスタグランジンという物質により子宮が収縮することでポンプのように膣の外へと押し出されますが、血流が滞っていると筋肉が動きにくくなり。子宮が上手く収縮しなくなります。

このままでは経血がスムーズに排出されないため、プロスタグランジンをさらに多く分泌し、強い力で子宮が収縮されるようにしていきます。そのため、子宮が必要以上に激しく収縮し、下腹部痛や腰痛などの生理痛を悪化させてしまうのです。

実際に、布ナプキンに切り替えたり、タンポンに切り替えたりしたところ、生理痛が軽減されたという例があります。生理痛の原因はナプキンによるものだけではありませんが、緩和策として布ナプキンやタンポンを試してみるのも良いでしょう。

ナプキンの許容量を超える経血量

ナプキンの許容量を超える経血量

生理中は、使い捨てのナプキンを使用しているという方がほとんどだと思います。通常の経血量なら、2時間~3時間で交換すれば漏れる心配はありません。しかし、中にはナプキンの許容量を超えるほど経血量が多い場合があります。

人によっては、夜用のナプキンを使用しても漏れるほど多くの経血量が出てしまうこともあるでしょう。もし、使い捨てナプキンの許容量を超える経血量があったら、病院を受診するようにしてください。

経血量が多い場合、婦人科系の病気が関係している恐れがあるからです。子宮筋腫や、子宮内膜症、子宮体がんの可能性があるため、早めに処置することが必要になります。経血量の増加に加え、生理痛も悪化している状態なら、速やかに受診するようにしましょう。

布ナプキンブームについて

布ナプキン

生理中に使用するのは、使い捨てナプキンが主流となっていますが、近年見直されているのが布ナプキンの存在です。

1980年ごろから見直され、最近では幅広い世代に認識されるようになりました。布ナプキンには、生理痛の緩和や、経血量の減少、不妊の改善などさまざまなメリットが挙げられています。布ナプキンとはどのようなものなのか、簡単にご紹介しておきましょう。

布ナプキンとは

布ナプキンとは

布ナプキンとは、綿や竹など天然素材100%でできたナプキンのことを言います。最近は改良が重ねられ、薄型でも漏れにくいタイプの布ナプキンが流通するようになりました。漏れが心配という意見も多かったため、防水シートを含んだ布ナプキンも開発されています。

布ナプキンは、一度使用するとその使い心地に病み付きになると評判です。繊細なデリケートゾーンの刺激が最小限に抑えられますし、石油系素材のように冷えにくいため月経痛を軽減させてくれると言われています。

また、生理中の不快感が減少することから、生理周期が安定し不妊の改善にも役立つという調査もあります。

ハードルが高いと思われる布ナプキンですが、インターネットで気軽に注文できますので、経血量の少ない日から試してみると良いでしょう。

布ナプキンのデメリットについて

布ナプキンにはメリットもありますが、デメリットもあります。それが、洗濯の手間です。布ナプキンに含まれた経血をキレイに洗い流すには、水につけて汚れを浮かしたり、個別に予備洗いしたりする必要があります。

忙しい現代人にとって、この手間は非常に面倒なものであるため、布ナプキンを敬遠してしまう部分もあるようです。

休日や自宅にいるときに使用するなど、状況に合わせて使い捨てナプキンと布ナプキンを使い分けるようにすると良いでしょう。

タンポンについて

タンポンについて

生理用品として多く支持されているのは使い捨てナプキンですが、タンポンの愛用者もいます。タンポンは、膣内に挿入し経血を吸収する生理用品です。

経血が膣外に排出される前に吸収してくれるため、デリケートゾーンがかぶれやすい方や、かゆみが出やすい方に重宝されています。

また、きちんと挿入すれば違和感もなく生理ということを忘れるほどリラックスできると言われています。しかしその一方で、取り出すのを忘れて感染症を引き起こしたり、トキシックショック症候群(TSS)を引き起こしたりする可能性があるので注意が必要です。タンポンの使用方法を良く理解し、正しく使うことで生理期間中を楽に過ごすことができるでしょう。

まとめ

ナプキンについての情報を幅広くご紹介しました。ナプキンの基本的な使い方や、交換時間の目安、生理用品の種類などお分かりいただけたと思います。

使い捨てのナプキンには高品質なものも出ていますので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。また、使い捨てのナプキンは便利で外出先でも重宝しますが、布ナプキンと併用したり、タンポンを試したりして見るのも良いでしょう。

ナプキンをはじめとした生理用品を見直すことで、生理期間中の感じ方が変わってきます。この先何度も訪れるものですから、改めてナプキンや生理用品について考えてみてくださいね。

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