生理中のお酒について知っておきたいこと 飲んでいいの 飲み方は? など

生理中にお酒を飲むと酔いやすい、という話があります。生理中にお酒を飲むことに関しては、飲んでも差し支えないという意見と出来れば控えたほうがいいという意見の両方があって、どちらが本当なのか迷ってしまいます。

生理中はお酒を出来るだけ控えるようにしているという方でも、職場やプライベートで飲み会に誘われてしまい、どうしても断れないというシチュエーションも考えられます。

生理中にお酒について知っておくべき知識をまとめてみました。生理中はお酒は飲まないほうがいいの?それとも飲んでもいいの?飲むとしたらどんな点に注意すればいいの?など、生理中のお酒についていろんな角度からまとめてみましたのでぜひ参考にしてください!

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生理中はお酒は飲まないほうがいい意見、理由

生理中はお酒は飲まないほうがいい意見、理由

生理中はお酒は控えたほうが良いと言われています。これは一体どんな理由からでしょうか?生理中にお酒を飲まないほうがいいといわれる理由をまず挙げてみましょう。

生理中のお酒は酔いやすい

生理中のお酒は酔いやすい

お酒に対する耐性には個人差があって、酔いやすい体質と酔いにくい体質がありますが、一般的な傾向として、生理中にお酒を飲むと酔いやすい、といわれています。生理中にお酒を飲むとなぜ酔いやすいのでしょうか?

生理中はお酒に酔いやすい理由

生理周期

排卵日以降はそれまで分泌量の多かったエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減り、今度はプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになります。

エストロゲンにはたくさんのはたらきがありますが、美を象徴するホルモンと呼ばれるように、女性らしい美しさの源になります。プロゲステロンは妊娠を助けるホルモンといわれ、子宮内膜に栄養分のたっぷりある血液を集め、受精卵が着床しやすい状態に整えてくれます。

二つの女性ホルモンエストロゲンとプロゲステロンは生理周期に従って規則的に増減を繰り返していますが、排卵日前後および生理前には、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量に大きな変化が起こります。

女性ホルモンの分泌を司っているのは脳下垂体ですが、自律神経をコントロールしているのもまたこの部分で、女性ホルモン分泌に乱れが生じると、体全体の機能が低下してしまいます。エストロゲンの分泌が減り、プロゲストロンの分泌が増えると、アルコールを分解する肝機能も低下します。これが生理前は普段よりもお酒に対して弱くなる理由になります。

生理中のお酒は生理痛を悪化させる

生理中のお酒は生理痛を悪化させる

生理中にお酒を飲むと生理痛が悪化するといわれています。これは必ずしもすべての場合に当てはまるわけではありませんが、実際に生理中にお酒を飲むとおなかが痛くなる、吐き気がするといった症状を経験する女性も多いようです。

生理中にアルコールを摂取すると、体を冷やしてしまい、腹痛や吐き気といった症状が出てしまいます。以下に生理中のアルコール摂取のデメリットについてまとめてみました。

アルコール摂取のいろいろなデメリット

アルコール摂取のいろいろなデメリット

アルコールを摂取すると一時的に血圧が下がりますが、継続的にお酒を摂取していると高血圧になることもあり、アルコールを摂取することに関してはメリット・デメリットがあります。

少量のお酒を飲む場合には、血行を促進し、精神状態をリラックスさせるというメリットがありますが、ビールやウイスキー、チューハイなどの冷たいお酒をたくさん飲むと、体を冷やしてしまいます。

またプロゲステロンの影響で肝機能自体が低下している時期ですので、アルコールの分解でさらに肝臓に負担をかけてしまいます。アルコールの分解の際に分泌される物質には、交感神経を活性化するものもあり、自律神経のバランスも崩れてしまいます。

もうひとつの要素はアルコールが分解される際に、マグネシウムやビタミンBなどの栄養素が消費されてしまうこと。これは貧血の症状の悪化につながります。貧血気味の方は生理中はお酒は避けたほうがいいでしょう。

生理中にお酒を飲むと飲み過ぎてしまう

生理中にお酒を飲むと飲み過ぎてしまう

生理中は味覚が鈍感になる傾向にあります。プロゲステロンには食欲を増進させるはたらきがあり、生理前の黄体期には甘いものや味の濃いものが欲しくなります。

普段と同じ食べ物を食べてもなんとなく味が薄く感じられるため、つい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまいます。生理中にお酒を飲むと悪酔いするのは、このように許容量を超えて飲んでしまうせいといえるでしょう。

生理中のお酒は出血量を増やす?

生理中のお酒は出血量を増やす?

生理中にお酒を飲むと出血量が増えるという話がありますが、これはどうでしょうか?アルコールを飲むと一時的に血管が拡張されます。このため出血が促進されるおそれがありますので、貧血症の方や体調が悪い方、病気にかかっている方は、生理中はお酒を避けたほうが無難です。

お酒は一時的に血管を拡張させ、血圧を下げることがありますが、習慣的にお酒を飲む方には高血圧のリスクも生じます。生理中のお酒は体を温める程度にしたほうが安心です。

生理中のイライラをお酒で解消?悪循環

生理中のイライラをお酒で解消?悪循環

生理中は生理痛やイライラで知らず知らずにストレスを溜めてしまいます。月経前症候群の辛い症状は生理が始まるともに解消されますが、生理が始まってからもしばらく月経前症候群が続くこともあります。

生理中のイライラやストレス解消のために、量を考えずに飲んでしまうと、二日酔いや悪酔いでさらに気分が悪くなり、逆効果。ストレス解消や安眠のためにお酒を飲むのであれば、軽く一杯程度にしておきましょう。

生理中にお酒を飲むと気持ちが悪くなる?

生理中にお酒を飲むと気持ちが悪くなる?

生理中にお酒を飲むと気持ちが悪くなり、むかむかと吐き気がしたり、頭痛がひどくなることがあります。生理中の体調は普段のときとは異なります。

これくらいなら大丈夫だろうと思って甘く考えて飲み過ぎると、腹痛、吐き気、頭痛、胃痛などさまざまな不調が生じてしまいます。生理中に胃痛や吐き気を覚える方は、お酒は控えたほうがいいでしょう。

生理中はお酒を飲んでもいい意見、理由

生理中はお酒を飲んでもいい意見、理由

生理中はお酒を飲まないほうがいい、といわれる理由を挙げてみましたが、お酒を飲むことにはメリットもあります。生理中だからといって、お酒を絶対に飲んではいけないというわけではありません。

「酒は百薬の長」といわれるように、お酒にいろいろな効能があることは確か。お酒の効能として挙げられるのは、体を温め、血行不良を改善する効果、気持ちをリラックスさせる効果など。血行促進効果がありますので、体が温まり生理痛が軽く感じられる、という方もいます。

お酒に対する耐性は一人一人違いますので、生理中にお酒を飲む際には、お酒のメリットが得られるような飲み方をするように心がけましょう。

生理中にお酒を飲むときの注意事項

生理中にお酒を飲むときの注意事項

お酒を飲む際には注意すべきポイントがたくさんあります。上述したようにお酒には一定のメリットもありますが、飲み過ぎるとその効果は台無し。生理中にお酒を飲む際のポイントについて挙げていきましょう。

飲み過ぎ、食べ過ぎないように注意する

飲み過ぎ、食べ過ぎないように注意する

生理中にお酒を飲むときは飲み過ぎないように注意しましょう。味覚が鈍くなっていますので、量に制限を設けずに飲み始めると、つい飲み過ぎてしまいます。またお酒だけでなく、一緒に食べるおつまみにも要注意。お酒と一緒にカロリーの高いおつまみを制限なく食べていると、体重増加につながります。

生理中にお酒を飲む場合には、量を制限し、飲み過ぎないように注意することが大切です。飲み始めるとつい飲み過ぎてしまう方は、夕食時に一杯だけ、というように自分なりのルールを決めて飲むようにしましょう。

冷たいお酒は控えめに

冷たいお酒は控えめに

お酒には血行促進効果が期待できますが、ビール、チューハイ、白ワインのように冷たいお酒をたくさん飲んでしまうと、むくみの原因にもなります。生理中は冷たいドリンクは控えることが基本。アルコールは体が温まるといって冷たいお酒をたくさん飲んでいると、かえって身体を冷やしてしまいます。

冷えたお酒やビールを飲む場合は一杯程度にしておきましょう。空腹時に冷たいお酒をいきなり飲むのは、腹痛や胃痛につながりかねません。冷えたお酒を飲む際には必ず何か食べてからにしましょう。

お酒の種類としてお勧めなのは、ワインやブランデーのように冷たく冷やさなくても美味しく飲めるもの。他にも紹興酒や日本酒なども、血行を促進してくれます。自宅で飲むときだけでなく、お店や飲み会、パーティなどで飲む際もお酒の種類に配慮して飲みましょう。

お酒を控えたほうがいい場合

お酒を控えたほうがいい場合

お酒を飲むことでメリットではなく、デメリットが出るような状況にある方は、生理中はお酒を控えたほうが無難です。

貧血症、体力が落ちている場合、病気にかかっている場合、体調が悪い場合、生理痛がひどい場合などは、お酒を飲むことにより症状が悪化するおそれがあります。このような場合、生理中はなるべくお酒を控えるようにしましょう。

生理中のストレス解消法にしない

生理中のストレス解消法にしない

生理前・生理中のイライラやストレス解消法としてお酒を飲むことは厳に慎みましょう。ストレス解消や憂さ晴らしのためのアルコール摂取は、悪い習慣につながります。

ストレス解消から許容量を超えてお酒を飲んでしまい、自律神経や女性ホルモンのバランスを崩してしまうのは本末転倒。ストレスを感じる→お酒を飲む→体調や精神状態が悪化する→お酒を飲む、というような負の循環に陥ってしまう可能性もあります。

酒を飲む際には憂さ晴らしやストレス解消ではなく、一日頑張った自分へのご褒美として、就寝前のちょっとした楽しみとして飲むようにしましょう。

薬を服用している際の飲み方、注意

薬を服用している際の飲み方、注意

生理痛を緩和する薬や低用量ピルを服用している方も多いかと思われますが、この場合はお酒を飲んでも大丈夫でしょうか?

低用量ピルを服用している場合、お酒を飲んでもピルの効用自体に問題が生じることはありません。ただしお酒を飲みすぎて、うっかりピルを飲み忘れるようなことがないよう、十分注意してください。

生理痛の薬の場合はまず服用の説明書を読むことが大切です。薬の種類によっては服用後は飲酒しないようにとの指示が書かれているものもあります。産婦人科で月経前症候群や生理痛の薬を処方してもらっている方も、お酒を飲んでいいかどうか、必ず確認しましょう。

生理中の上手なお酒の飲み方

生理中は酔いやすく、飲み過ぎてしまうと翌日二日酔いや悪酔いに苦しんでしまいます。二日酔いを予防するための効果的な方法について考えていきましょう。

お酒だけを飲まない

お酒だけを飲まない

空腹のままお酒だけを飲むと悪酔いしてしまいます。お酒を飲む際にはおつまみも一緒に食べるようにしましょう。その際カロリーの高い揚げ物や脂肪分・糖分の多いものはなるべく避け、野菜や良質のタンパク質を取るようにしましょう。

飲みながらだらだら食べると、飲み過ぎ・食べ過ぎが気になるという方は、飲み始める前に食事をしておいてからお酒を飲むほうが安心です。

体調に配慮する

体調に配慮する

自分はお酒に強いからといって、生理中でも普段と同じようにお酒を飲む方もいますが、これは生理痛を悪化させたり、生理周期を乱す原因になりかねません。

どんなにお酒に強い方でも生理中の飲酒は慎重に行うべき。体調が悪いときには無理せず、一杯、あるいは二杯までと量を決めて飲むようにしてください。

飲みたいときは無理せず飲むようにする

飲みたいときは無理せず飲むようにする

生理中だからお酒は飲まないようにしよう、と無理に我慢しているとストレスを余計に感じてしまいます。体調も悪くなく、痛み止めの薬を服用していない方は、お酒を飲むことを無理に我慢する必要はありません。

生理中だからといって絶対にお酒を飲んではいけないというわけではありません。どうしても飲みたい場合には、我慢せずに飲んだほうが精神的にもリラックスできます。飲む量に注意しながら、体を温め、生理痛を和らげるつもりで飲むようにしましょう。

まとめ

生理中のお酒についてさまざまな角度からまとめてみました。お酒を飲むことにはメリット・デメリットの両方がありますが、生理中にお酒を飲む際にそれなりの注意が必要です。

生理中でなくてもお酒を飲み過ぎるのは勧められることではありません。生理中は生理痛で体調を崩しやすい時期。飲みたいからといって、好きなだけ飲んでいると、生理痛や貧血、むくみの症状が悪化してしまいます。

生理中のお酒は注意事項をしっかり守って飲むことが大切。飲み過ぎないよう、体を冷やさないように注意してお酒を楽しみましょう!

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